舞台を光で演出する仕事です。
シーンの雰囲気や感情を引き立てるために、照明を駆使して伝えます。
事前に作成した照明図面に沿って機材の準備をし、仕込みを行います。
舞台の上部にあるサスバトンに照明を吊り込み、ケーブル配線をします。
舞台上はシュート棒(照明操作棒)を使って必要なところに明かりを向けて、不要なところに明かりが当たらないように調整します。
客席側からの照明は、手で明かりの向きと大きさを調整してシュートします。
仕込んだ明かりの組み合わせ(シーン)を、すぐ場面ごとに呼び出せるよう、照明卓にに保存していきます。
台本に沿ってリハーサルします。
疑問があれば確認し、不安なく本番を迎えられるようにします。
その後、リハーサルを受けて明かりのデータを直したり、シュートを直したりします。
本番では、台本のきっかけ通りにオペレートを行います。タイミングに合わせてフェーダーを上げ下ろしして、明かり作りの際に保存したシーンを呼び出します。本番ではアドリブもあるので、空気感に合わせて照明を操作することもあります。
使用した機材を片付け、ホールを常設仕込みの状態に戻します。
自分が作った明かりによって芸人さんのネタの世界観がより表現されたり、オペレートがタイミング通りにいき完璧にできた時はとても嬉しいです。
単独ライブなどでは演者さんや演出の作家さんと話し合って演出を考えたりすることもあり、クリエイティブとしても照明はやりがいがあると思います。
台本のとおりのきっかけでオペレートを行います。
明転、エフェクト、サスなどの明かり作りの際に保存したシーンを、本番ではタイミングに合わせてフェーダーを上げ下ろししてオペレートします。
本番ではアドリブなどもあるので、空気感に合わせて照明を操作することもあります。
笑って仕事ができることが1番の魅力です。
演者さんや作家さんの期待に沿った明かりを作ることができたり、きっかけにハマったオペレートができた時にはとても嬉しく思います。
お客さんの笑いを実際に感じられると日々のモチベーションも上がり、公演に携われている喜びを感じます。
また、常設劇場でのオペレートから外現場での仕込み・撤収、劇場管理まで幅広く経験できる点も弊社の照明業務の魅力です。
色々な現場に付く分大変なこともありますが、毎日が刺激的で楽しく、遣り甲斐を感じています。